2004年10月16日

OOA/OOD と OOP のギャップ

  
オブジェクトの広場メーリングリスト(oosquare-ml)で、OOA/OOD/OOPについて熱く論じられています。なかなか興味深い内容です。具体的にどういった内容が論じられているかを、短くまとめることは僕の能力では不可能なのですが、簡単に言えば、「OOA/OOD と OOP の親和性とギャップ」と言ってよいでしょうか。
僕の考えは、OOA/OODの理想とするものに、OOPの実装技術が追いついていないためのギャップだと考えています。OOA/OODのアウトプットである設計を、OOPで素直に実装できない(あるいは実装するとパフォーマンスが悪い)のは、OOA/OODが悪いのではなく、実装側の問題だと考えます。これは、プログラミングする人が問題だという意味ではありません。そうではなく、データベースや、ミドルウェア、言語仕様あるいはハードウェアスペックに存在する問題だと僕は考えます。
だから、今は、実装側のことを考慮した「現実的な」設計が必要なのだと思います。ですから、実装技術がOOA/OODの理想とするものにもっともっと近づくことできれば、ソフトウェア作成は、より本質的なことに注力することが可能になるのではないかな。
では、そうなった時、OOD屋は実装技術を知らなくても良いか、というと、うーーん、たぶん、そんなことにはならないかな? 結局は、実装をわかっている人が、設計をしないと、上手く行かないのではと思います。


 

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