2005年09月24日

コンピュータのしくみを理解するための10章

  
昨年の夏だったと思う。宇都宮大学の馬場敬信教授とお話する機会があった。
先生曰く、「これからコンピュータについて勉強しようと考えている人を対象に、本を書いてるんですよ。」
どんな内容かを聞いてみると、0と1の世界から出発してコンピュータのハードウェアとソフトウェアの基礎を平易な文章で分かり易く説明するという内容らしい。
それを聞いて、「それなら先生、ぼくが最近読んだ本で、とても良い本がありますよ。なにかの参考になるんじゃないですか」と Charles Petzold 氏の『CODE コードから見たコンピュータのからくり』(以下『CODE』)という本を紹介した。
...
約1年後に出来上がったのが、技術評論社から出ている『コンピュータのしくみを理解するための10章』という本だ。
手にとって、さらっと目を通しただけだけれど、図も豊富で大学の先生が書いた本としては、親しみやすい内容になっているかな。
コンピュータの仕組みをハードウェアとソフトウェアの両面から勉強したい人には、なかなか良い本なのではと思う。
もちろん、内容が内容だけに、いくらやさしく書いてあっても、読み物のようにすらすら読めるような本ではない。
先生は、一般の人にも読んでもらいたい、という強い希望があるようだが、さすがに、まったくの初心者にはちょっと厳しいかな(^^;

ちなみに、この本の巻末の参考文献には、僕の紹介した『CODE』がしっかりと載っていた。
『CODE』は、馬場先生の本よりもさらに詳細にコンピュータの仕組みを紹介しているので、馬場先生の本を読んでさらに詳細に知りたい方は、『CODE』を読んで見ると良いと思う。


 

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